最近、日本で、習い事の一つとして
「そろばん」の人気が復活している
ってご存知ですか?
わたしが日本で経営している塾でも
そろばんは英会話と並んで大人気です。
一見すると、そろばんはデジタル時代に
逆行するアナログの代表格とも思えますが、
いったいなぜそろばんブームが
再燃しているのでしょうか?
まずは、そろばんが子どもに及ぼす効果に
ついてまとめてみます。
目次
そろばんが子どもに及ぼす効果
そろばんを習ってイメージ脳である右脳開発
右脳は「イメージ脳」とも呼ばれ、
立体感覚や創造性、芸術感覚などを
イメージに関する機能を司ります。
珠算式の暗算は頭の中でそろばんを
イメージして、珠をはじいて計算をします。
そのため、
そろばんは、イメージに関する機能を司る
右脳の活性化に有効であると言われています。
「頭の中でそろばんをイメージする」
ことが右脳を鍛えるコツなので、
その効果を最大限高めるためには、
実際にそろばんを使うって計算するスキルを
身に付けるだけでなく「珠算式暗算」まで、
ある程度習得することが必要です。
※そろばんと同時にフラシュ計算をすると
より一層、右脳が開発されます。
そろばんを習って記憶力の強化
珠算式暗算を習得し右脳を鍛えることの
副次的効果の一つとして「記憶力の強化」
が挙げられます。
左脳による記憶が文字による記憶のため
大量の情報を記憶できないのに対し、
右脳による記憶は、イメージによる記憶
のため左脳記憶よりも多くの情報を
記憶することが出来ると言われています。
右脳による記憶法をマスター出来ると、
参考書のページを写真で撮って
記録するかのように脳内にそのイメージを
残せるため、短時間で大量の情報を
記憶することが出来ます。
そろばんを習って集中力の強化
そろばんを習うと集中力がアップすると
いわれています。
そろばんでは、制限時間内に
大量の計算を行う必要があり、
おのずと集中力が高まります。
特に珠算式暗算においては、
そろばんを頭にイメージをして
行う必要があり、高い集中力が求められます。
そろばんを習って計算力の強化
そろばんを習得すると計算スピードも
正答率もアップします。
もちろん、計算スピードが速まるのは
受験においても武器のひとつになるでしょう。
ただし、
そろばんだけでは、計算の仕組みや工夫等、
論理性が問われる問題には適応できません。
その理由の一つとして、そろばんによる計算は、
一定のルールに従って機械的(作業的)に
計算をするため論理的思考が育ちにくいことが
挙げられます。
算数や数学で難問と言われる問題の多くが、
論理的に筋道立てて考える力が求められます。
論理性はそろばんで鍛えられる右脳ではなく
左脳が司ることもあり、
そろばんでは「論理的思考力」の強化は
あまり期待できません。
そのため、算数・数学の分野に限って言えば、
そろばんは「計算力の強化」のためだと割り切り、
論理的思考力は別枠で身につけさせることが必要です。
クアラルンプールでそろばん講座を行う理由
わたしが、クアラルンプールで
約1年間、塾の講師をして感じたことは、
KLの子どもたちの英語に関しては
日本の子どもたちと比べて圧倒的に強いです。
やはり、日ごろの生活の中で
英語に触れる機会が多いのと、
学校での英語の授業の質も高いように感じます。
小学生で英検2級を取得する生徒も
いっぱいいます。
でも、数学に関しては、
不安に感じているご家庭が多いのも事実です。
数学に関して、基礎となる計算力を
小学生の頃に身に着けることは、
クアラルンプールの子どもたちにとって、
とても大切なことだと感じています。
そこで、力を発揮するのが
「そろばん」です。
KLの子どもたちにとって「そろばん」は
小学生のときにやるべき
大切な習い事だと思います。
蔭山先生が監修するデジそろ
日本で経営している塾では、
そろばんの講師として、
地域のお母さま方に講師として
活躍していただいています。
その地域の雇用を生みたいという理由と、
やはり、小学生の扱いがうまいというのが
理由です。
全国のそろばん塾でも、
その地域のお母さまを講師として
活躍してもらうことを推奨している
ケースは多いです。
でも、就労ビザの関係で、
クアラルンプールでは人を雇用できません。
KLでなんとかそろばんの講座をできないか。
そんな悩みを抱えているときに
日本の塾仲間から紹介されたのが、
「デジそろ」でした。
デジそろは、蔭山式数取れと珠算式計算を
組み合わせた速習プログラムです。
実際のそろばんとパソコンのアプリを
使って学習する右脳開発を目的とした
学習で、暗算能力を養えます。
デジそろは百マス計算で有名な
蔭山先生が監修しています。
百マス計算の蔭山先生も絶賛
百マス計算など、反復学習や
規則正しい生活習慣で学力向上を目指す
「蔭山メソッド」を確立したことで有名な、
蔭山英男先生も、そろばんを使った教育を
絶賛しています。
特に、そろばんとパソコンの愛称は
抜群のようです。
蔭山先生はこのように語っています。
「先進的なそろばん塾を視察したとき、
パソコンと百マス計算を採用しているのに
驚きました。
パソコンはそろばんに必要なイメージ力を
高め、百マス計算はその処理を高速化します。」
※こちらは蔭山先生からのメッセージ動画です。
デジそろのホームページはこちら
デジそろに関しての詳細は↑↑↑を
クリックするとご覧になれます。
※デジそろは2018年11月に契約、
2019年2月から開校予定です。
新しい情報が入り次第、更新します。
※デジそろは、2019年2月に開校。
1年間で10名以上の生徒が入会しました。
通常のそろばん教室とは違い、
1授業で2名までの受講です。
通常の算盤教室よりも、
細かな指導をしてくれると好評です。
また、
数トレの効果で、数値的のも
かなり計算のスピードは上がっています。
ご興味のある方は、お問い合わせください。
電話番号、WhatsApp(0172263586)
かわしま進学塾 担当者:川島
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