チベット仏教の最高指導者の
ダライ・ラマ14世が『幸福論』を語り、
ネットで話題になっているので紹介します。
”ダライ・ラマ14世”の語ったちょっと意外な”幸福論”
2019年6月9日、ダライ・ラマ法王
日本代表部事務所のTwitterアカウントが
1本の動画を公開しました。
動画に日本語のテロップを付け、
ダライ・ラマ14世が講演で説いた
『幸せについて』の言葉を投稿しました。
#ダライ・ラマ法王 は2月11日に #ダラムサラ の公邸で行われた講演にて、ドラッグ、アルコール、お金から幸せは得られない、また宗教への信仰心から得られるものでもない、究極の幸せや喜びは思考によってのみ得られるもので、頭脳を使い科学的に考えことが重要、神仏に祈る必要もないと説かれました。 pic.twitter.com/uevM8bo1nd
— ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 (@tibethousejapan) 2019年6月9日
ドラッグやアルコールやお金から幸せは得られません。究極の幸せや喜びは、思考によってのみ得られるのです。そして、宗教への信仰心から得られるものでもないのです。
信仰するのではなく、考えなければなりません。我々人間の頭脳を使い、科学的に考えなければなりません。神様や仏様に祈る必要はないのです。
その点において、釈尊は非常に賢明でした。「私は人々の苦しみを取り除くことはできません。私は人々の否定的な感情を洗い流すこともできません。私は私自身の心の平穏を人々に与えることもできません」。
釈尊は、ご自身の経験を元にした心の平穏を得る方法を、ただお示しになったのです。素晴らしいですね。
1人の人間としての釈尊であり、神様ではありません。
この投稿に関するコメント
これ ほんとこれ真理なんですよ
盲目的に祈っても意味ないんです
避けようのない苦しみに当たった時「どうしたら軽減出来るのか」を考える時に釈迦の「こう考えたら気が楽になるやで」を見習うんですよ
何が霊力だ何が守護霊パワーだって事ですよ— きいろいXatotwo! (@xatotwo) 2019年6月10日
ダライ・ラマ法王の話は不思議と心の中に入ってきますね!恐らく人を思う優しさが在るからでしょうか
— 雨乃弓彦 (@U1jjikjXxrFqejd) 2019年6月10日
私は東京大学の情報系で講義して、情報工学・統計学等を専門にしていますが、このダライ・ラマの明晰な言葉は相当カッコイイですね。
真実がどこか、ということではなく、むしろブッダは賢明だった、ということを示すあたりがステキです。— とつげき東北⛅ (@totutohoku) 2019年6月10日
私が言うと偉そうで申し訳ありませんが・・・。「原始仏教」をきちんと学ばれていますね。
そもそもの仏陀の教えは「宗教」ではなく「哲学」。
全ての苦しみは何かに「期待」する事から生じる。全く何者にも、一切期待しない事だけが唯一心の平穏を得る事につながる=悟りを開くと説かれました。— pe (@pettan_koparu) 2019年6月10日
本当の幸せをつかむには、
誰かをあてにするのではなく、
自らが行動しなければならない。
とても考えさせられますね。
最新情報をお届けします