2014年7月、ある少年がC.ロナウドに
ぎこちないポルトガル語で質問をしました。
大勢の報道陣が囲まれた中で、
憧れのC.ロナウドは目の前。
そんな状況に少年は緊張のあまり、
声を震わせながらも何度も練習をしてきた
質問をポルトガル語で果敢に話しかけます。
それに対し、報道陣から笑い声が起こります。
すると、C.ロナウドは少年の肩に手を置き、
報道陣に目を向けて、
「どうして笑うんだい?
彼のポルトガル語は素晴らしいよ」
と言いました。
このエピソードは、C.ロナウドの神対応と
ネットで話題になりました。
片言のポルトガル語でロナウドに質問する少年を笑う日本人の観客。
それに対して「上手に話してるのになぜ笑うんだ?」と少年を褒めるロナウド。
日本人はこの文化を見直さないと、いつまで経っても英語を話せるようにはならない。 pic.twitter.com/ZN31he78mv
— こあたん🇦🇺こあらの学校 (@KoalaEnglish180) August 7, 2020
C.ロナウドにポルトガル語で質問する日本の少年。カタカナで書いてきたであろうメモをたどたどしく読み上げる姿に、会場は大人たちの笑いで包まれる。その中、彼だけが笑わず人々に「何故笑うんだい?」と問いかける。"神対応"という言葉では表現しきれない、夢を与えられる人間の崇高さを感じた。 pic.twitter.com/ALQKTXD4Ay
— 台湾人 (@Taiwanjin) December 3, 2016
あれから6年半後、
その少年は埼玉スタジアムのピッチで
金メダルを胸に下げて、
誇らしげに報道陣のカメラの前に立ちました。
彼は、山梨学院のメンバーとして、
全国高校サッカー選手権大会を制しました。
C.ロナウドにポルトガル語で頑張って質問して、クスクス笑う大人に、ロナウドはなぜ笑うんだい?と神対応の少年。
なんと高校サッカーで山梨学院で日本一になってて、心の底から凄いと思った。感動が止まらない。 pic.twitter.com/G6w0FOKUUA
— Tokyo Walking Cruising 4K TV(東クル) (@TokyoCruising) January 13, 2021
あのとき少年だった岩岡遼太くんは
高校生になり、山梨学院の25番を背負い
優勝メンバーとしてピッチに立ったのです。
日本一取りました!!!
3年間支えてくれた方々、選手権を無事行ってくれた方々のおかげで優勝することが出来ました。
この仲間とサッカー出来て最高です。 pic.twitter.com/m80Fz5PZxy— 岩岡遼太 (@ryo_tama0510) January 11, 2021
「信念を持ち、努力を重ねて、チャンスを逃さないことだよ」
あの時、とても優しく、
質問に真剣に耳を傾けてくれて、
ポルトガル語を褒めてくれたC.ロナウド。
彼も、1人の成功を夢を見る少年から、
気の遠くなるような努力を重ね、
自分を信じ、チャンスを掴み続けてきました。
そして、あの時、少年だった岩岡くんも
努力を重ね、チームの優勝に貢献しました。
「諦めないで自分を信じて努力を重ねていればいつかチャンスは来る」
その言葉を胸に、6年半前のあの少年は、
大好きなサッカーで1つの夢を
果たすことができました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とても素敵なエピソードですね。
もしかしたら、
あのときC.ロナウドに出会わあなければ、
岩岡くんの人生は変わっていたかもしれません。
私たちも、C.ロナウドほどの
影響力をだすのは難しいでしょうが、
子どもたちに夢を語り、
夢を叶えるサポートができるといいですね。
最新情報をお届けします