ある投稿者がツイートした
「ご馳走様」に関する投稿が、
ネットで話題になっているので紹介します。
なぜ『ご馳走様』を言わないといけないの?
「なんで外食してこっちがお金払ってるのに『ご馳走さま』言うの?」に対する最適解は「お前と違って育ちがいいから」でいい気がする。
— キャプテン☆マクドナルド (@M0x9LP86a4TtunO) 2019年3月9日
この投稿に関するコメント
「こっちが金払ってるんだ」よりも「美味しいごはんをありがとう。」が先に来るか否か。後者でありたいから。
— hana20xx (@hana20xx) 2019年3月10日
ご馳走とは、漢字の通りあちこち駆け回って食材を集める行為を言います。作った方へのお礼の言葉です。
— belushi@チカの痛車に乗りたい (@belushi1954) 2019年3月9日
私は職場では声には出しませんが合掌して心の中で『いただきます』食べ終わったら再び合掌して心の中で『ご馳走さまでした』してます。
社員食堂なので食器を返す際は改めて作ってくれた人に声に出して『ご馳走さまでした』してます。
— keisuke (@keisuke98064478) 2019年3月9日
「いただきます」「ご馳走様」を言う理由として食材(命)をいただく事に対して感謝の意を込めて使うので、作った人がどうのって理由の人はその命をいただく事に対して何の感謝もないって事なんだろうね
「金払ってる」っていう人もいるけど豚に真珠、猫に小判って言葉を送りたい
言うて馬の耳に念仏か— 爍ーHIKARUー (@flandre_0495016) 2019年3月9日
海外の場合は感謝の祈りを捧げてから食べる風習があるけど、日本ではいちいち祈らずとも「いただきます」「ご馳走様」の一言だけで済む便利な言葉があるんだからそれくらい言っても良くないか?って思うんですよね
それすらも「お金払ってるし」の一言で済ますのは何か勿体無いなって思います— 爍ーHIKARUー (@flandre_0495016) 2019年3月9日
幼稚園児ですらご飯を食べた後にご馳走様を言えるというのに、大人になったら言えなくなるのは物凄い不思議でならない。
金を払ってようが、【命をいただいている。】これを忘れちゃあかん。— ジェミニ (@gemini3611) 2019年3月10日
「ごちそうさま」と「いただきます」の語源
昔は客の食事を用意するために馬を走らせ、
食材を集めたことから「馳走」が用いられ、
さらに走り回って用意するところから、
もてなしの意味が含まれるようになりました。
感謝の意味で「御(ご)」と「様(さま)」が
付いた「御馳走様(ごちそうさま)」は、
江戸時代後半から、食後の挨拶語として
使われるようになりました。
ちなみに、「いただきます」の語源は、
「いただく」は漢字では「頂く」、
または「戴く」と書きます。
「王冠をいただく」「雪をいただいた山々」
など、「いただく」には、
「頭上にのせる、かぶる」という意味があります。
さらに、「いただく」には
「敬意を表して高くささげる」という
意味があるほか、「もらう」の謙譲語
としても使われます。
これは、身分の高い人から物をもらう際に、
敬意を表するためにその物を、頭上に高く
ささげるような動作をしたことから、
「もらう」の意味で使われるように
なったといいます。
さらに身分の高い人からもらったものが
食品だったときや、
神仏へのお供えの食べ物を下げて、
食べるときにも、
頭上にのせるような動作をして、
食事をしたことから、
「食べる」「飲む」の謙譲語として
「いただく」が用いられるようになりました。
それがやがて食事のあいさつとして
「いただきます」という言葉として
定着していきました。
「いただきます」は、敬意を表す動作から
生まれた言葉です。
現在ではその敬意は、肉や魚、
卵はもちろん、野菜や果物も含めて、
食材の「命」そのものに向けた
言葉と捉え直されています。
また、食材を育てたり獲ったりした人や、
食事を作った人に対する
敬意と感謝の気持ちを
込めた言葉とされています。
手を合わせて食事を前に頭を下げる動作も、
「頭上に戴く」動作が語源にあると思えば、
自然なことかもしれません。
日ごろ、自然に使っている言葉も、
その語源を知ることで発するときの
気持ちが変わりますね。
子どもたちにもしっかり伝えていきたい
ことですね。
とても共感しました!!
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