小3の男の子が書いた沖縄戦没者追悼式の詩『空はつながっている』に大切なものを学ぶ・・・
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沖縄タイムスに掲載された
ある小学3年生の男子が書いた詩
「空はつながっている」がネットで
話題になっているので紹介します。

空はつながっている

空はつながっている

真喜良小学校三年 増田 健琉

ぼくのお気に入りの場所

みどり色のしばふに

ごろんとねころぶと

そよそよとふく風がぼくをやさしくなでる

遠くでひびくアカショウビンの鳴き声

目の前ではお母さんやぎがやさしい目で

子やぎたちを見まもっている

青あおと広がるやさしい空

でも

遠くの空の下では

今でもせんそうをしている国があるんだって

ばくだんが次つぎとおとされ

なきさけびにげまわる人たち

学校にも行けない

友だちにも会えない

家族もばらばら

はい色のかなしい空

空はつながっているのに

どうしてかな

どこまでが平和で

どこからがせんそうなんだろう

どうしたら

せんそうのない

どこまでも続く青い空になれるのかな

せんそうは国と国のけんか

ぼくがお兄ちゃんと仲良くして

友だちみんなともきょう力して

お父さんとお母さんの言う事をきいて

先生の教えをしっかりまもる

そうしたら

せんそうがなくなるのかな

えがおとえがおが

遠くの空までつながるのかな

やさしい気もちが

平和の心が

丸い地球を

ぐるっと一周できるかな

まだ子どものぼく

いのる事しかできない

どうか

せかい中の子どもたちみんなが

学校に行けますように

友だちとあそべますように

にこにこわらって

家族でごはんが食べれますように

夜になったら

すてきなゆめが見れますように

しあわせでありますように

いつか友だちになれますように

白い雲

ぼくの平和のねがいをのせて

この地球をぐるっとまわって

青い空にそめてきて

きっと

せかいは手をつなぎ合える

青い空の下で話し合える

えがおとえがおでわかり合える

思いやりの心でつうじ合える

分け合う心でいたわり合える

平和をねがう心で地球はうるおえる

だから

ここに

こんなにきれいな花がさくんだ

だから

こんなに

ぼくの上に

青い空が広がっているんだ

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この詩は、
第24回「児童・生徒の平和メッセージ」で
入賞し、沖縄戦全戦没者追悼式で朗読された
「平和の詩」です。

「せかいは手をつなぎ合える
 青い空の下で話し合える
 えがおとえがおでわかり合える

 思いやりの心でつうじ合える
 分け合う心でいたわり合える
 平和をねがう心で地球はうるおえる」

とても感動しました。
世界中に平和な青い空が広がることを願います。

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