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赤ちゃんとアビー

息子のヘンリーくんが生まれてすぐに、
アビーは新しい家族の一員を
大歓迎する様子を見せました。

自分より後輩のヘンリーくんがきたことは、
アビーを成長させたのです。

アビーはヘンリーくんと遊んだり、
面倒を見たりと、まさにお姉ちゃんでした。

眠っている時も歩いている時も
アビーとヘンリーくんはいつも一緒でした。

アビーの病気

そんなある日、ティリーさんは
アビーの首元に腫れを発見しました。

単なる腫れ物だと思っていたら、
ひと月ほどで3倍ほどの大きさに。

急いで獣医さんに連れて行ったところ、
それは癌でした。

すぐに摘出することを勧める獣医さん。

ティリーさんはその場で
手術の日程を決めました。

難しい手術ではなく、
ちょっと切開するだけだと聞いていたので、

ティリーさんは、安心してアビーを手術に
見送りました。

しかし手術後に、
その手術跡を見てビックリしました。

アビーの首元には大きすぎる手術跡が…。

ティリーさんには、アビーをしっかりと
抱きしめることしかできませんでした。

ヘンリー君の変化

その後、
アビーとヘンリーくんの関係は逆転しました。

なんと、
生まれてまだ6ヶ月だったヘンリーくんが
アビーのことを見守りはじめたのです。

ティリーさんは、
「子どもは1人でいいの?」
と聞かれる度に、

「うちには子どもは既に2人いるわ。」
と答えるそうです。

「アビーが私たちの人生に加えてくれた喜びや愛情は何にも変えられません。私は何度生まれ変われたってアビーを選ぶの。」

とティリーさんは語りました。

アビーの体調は1年をかけて改善し、
病気の前の元気な様子を取り戻してきました。

「2人の残された時間がまだたっぷりとあることに感謝しつつ、アビーとヘンリーの物語を楽しむわ。」

とティリーさんは締めくくりました。

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ペットって家族に与える影響は
大きいですよね。

特に子どもにとってペットは
いろんなことを学ばせてくれる
最高のパートナーです。

アビーのように、飼い主から多大な愛情が
注がれるペットが増えることを願います。

出典元:www.thedodo.com

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