新型コロナウイルスの感染拡大で、
私たちの日常は大きく変化しました。
感染を避けるため、他人との
ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を
確保することが大切です。
しかしニュースや新聞などで目にするのは、
公共の場で密集する人々の姿ばかりです。
しかし、その人々が密集している画像は
メディアによって意図的に作られた
ものかもしれません。
そんなメディアのやり方に、
疑問を投げかける投稿がネットで話題に
なっているので紹介します。
それではご覧ください。
この密は意図的に作られていない?!
「密集」の様子、撮影の角度でこんなに騙される、の例。
人々はSocial distancingを守っているにも関わらず、故意に正反対のイメージを与えられる可能性がある。 https://t.co/CzpdMxFOq2 pic.twitter.com/1zWtpBjpKc— Kenske L.K (@ken_cph) April 27, 2020
誤解している方がいるようなので、ちょっと補足。これらの写真は2人のカメラマンが実験的に撮ったもので、実際に使われたニュース写真ではありません。しかし、このように現実の姿とは違うイメージを与えてしまう可能性があるので、カメラマンは常に注意すべきである、と→
— Kenske L.K (@ken_cph) April 28, 2020
撮る側、そして見る側にも注意喚起を呼びかける内容です。
— Kenske L.K (@ken_cph) April 28, 2020
どの写真も、街中のまったく同じ場所、
時間で撮られたものです。
しかし、上と下では随分と印象が異なります。
いずれの写真も、
上は、人々が密集しているように見え、
下は人々がきちんと社会的距離を
保っているように見えますね。
一体どういうことなのでしょうか。
写真は、アングル、レンズ選択など
撮り方次第で、印象はいくらでも
変わってしまうそうです。
例えば、
ズームレンズには強い圧縮効果があり、
遠くのものもかなり近く見えるそうです。
それにより、ズームレンズで撮影されると、
実際は距離を取っていても、
人々が密集しているように見えるのです。
レンズの選択以外でも、
ワイドに画面を切り取るか、
狭くトリムするかでもかなり印象は
変わってしまうでしょう。
この投稿に関するコメント
東京では「密集」を表現するのに「品川駅港南口」が使われます.(通路が長いので,どんなに距離を保っていても「密集」に見える)
— あたくし (@arayebis) April 27, 2020
貴重な情報ありがとうございます。
マスコミは、
このようにして、国民の不安をあおり、視聴率を稼ぎ、広告収入を得ているのですね。ニュースで『密』の写真が掲載される度に、こちらのツイートを、貼り付けたくなります。
— TakashiOmukai (@TakashiOmukai) April 30, 2020
これを意図的にやってるのが、今のマスコミと、自粛警察なのですね。
テレビは危機を煽れば視聴率が取れると思ってるのだろうけど、自粛警察の思考は日本人の劣化と恐ろしさを感じます。— きぴー (@akipy817) April 28, 2020
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意図しているかどうかにかかわらず、
メディアが伝えてくる映像や写真と、
実際に起きていることの間には
少なからずギャップが存在しているため、
鵜呑みにするのは良くないかもしれません。
こういった圧縮効果などの
知識を持っていれば、不必要に惑わされずに
済むかもしれません。
多くの人に知ってほしいので
シェアして拡散してください。
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