突然ですが問題です。
住所は英単語は、
「adress」と「address」のどっちでしょう?
答えは、
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「address」です!
どうですか?
以外と悩んだ人も多いのではないでしょうか?
マレーシアに住んでいて、
ローカルと英語でやり取りするときに
間違って「adress」にしている人も多いです。
それでは、
なぜ、日ごろ英語を使っている人ですら、
住所の英単語を間違ってしまうのでしょうか?
Yahoo!知恵袋に書かれた回答が、
とてもわかりやすく納得したので紹介します。
「adress」と「address」のどっち?
この質問に対するベストアンサーがこちらです。
◆「アドレス」の正しいスペリングですね?残念ながらこの質問が出てきた背景をお話しいただいていませんので、とりあえず「誰かが adress と書いてきて、しかもその人は英語がかなりできる人なので、ことによるとこういうスペリングもあるのだろうかと考えてしまった」というような状況だと想定してお答えしましょう。
◆英語のスペリング自体はd を2回繰り返した address が正解です。ただ、この単語はフランス語からの外来語で、それに当たるフランス語はadresse というように d が1回だけです。発音はだいたい「アドレッス」。
◆ではなぜ英語では d が2回になってしまうかというと、英語では dd のように「同じ子音の字を2回繰り返すと、直前の母音の字(この場合は a の字)を短い読み方で読ませる」というスペリングのルールがあるからです。dd と書いてあるために address は「アドレス」と間違いなく読めるのですが、adress だと「エイドレス」と読んでしまう可能性が生じます。( a の字は短い読み方が「ア」、長い読み方が「エイ」。)d の字が2回繰り返してあるのは意味があると、とりあえず考えられます。
◆ところが同じような英仏のペアに「文学」という単語がありまして、(フランス語のスペリングは多少簡便に書きますが、)
●フランス語:litterature
●英語:literature(読み方は「リ」タリチャー)
というように、今度は逆に英語の方こそ t の字が1回だけなのです。これだと「ライ」トゥリチャーと読んでしまう可能性が生じます。( i の字の短い読み方は「イ」、長い読み方は「アイ」。)これでは t の字が1回だけなのは意味がなく、address の場合とはつじつまが合いません。◆というわけで、英語をかなりやってきた人でも、いったんフランス語を勉強すると address と literature については混乱してしまい、間違える結果となります。(実際、私もこの一文を書くのに英・仏の辞書で確かめながら書いています。)
◆ついでに言うと、(私はここがいちばん言いたいのですが、)一般の人の想像とは反対に、語学のできる人間は丸暗記は苦手なのです。「だって、たくさんの単語を暗記しているではないか?」とおっしゃるかもしれませんが、単語は暗記しているわけではなく、長文の中で、その単語の「イメージ」をかみしめながら音読することによって「自然に」覚えているのです。
◆スペリングを覚えるのにしても、上記のような理屈を理解して「記憶」しているのであって「暗記」しているわけではありません。ですから address、literature のように理屈が通らず「暗記」せざるを得ないものについては、結局いつまでたっても覚えることができずしょっちゅう間違える、という滑稽(こっけい)なことになります。これが、chinpatogorira さんの大いなる疑問を生んだのかもしれませんね。
◆以上、旺文社『必修 英文法問題精講』著者の小池浩でした。
出典元:chiebukuro.yahoo.co.jp
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なんと、回答したのは英語の参考書の
小池さんでした。
これには、質問された方も、
「ほんとですか?」と驚かれていました。
さすが、参考書の著者さんです。
とても詳しい説明に超納得でした。
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