ミステリー小説入門 小学校低学年向け『ミルキー杉山の名探偵シリーズ』
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こんにちは!

マレーシア在住、超文系大学生のHINAKOです。

 

本日、紹介する本はこちら!

『ミルキー杉山の名探偵シリーズ』

 

20211月現在まで、22も発売されている

大人気シリーズ!

 

長く愛されている理由を

探っていきましょう。

 

あらすじ

 

本書の主人公は、

探偵のミルキー杉山

 

映画で見た探偵の姿に憧れ、

いわゆる、”脱サラ”をして探偵業をはじめました。

 

そんな彼が身の回りで起こる、

数々の事件を解決していく物語。

 

基本的に一話完結で、

読み進めやすいのが特徴。

 

 

トリックにもかなり重きが置かれており、

謎解きゲームをしているような

ワクワクを感じることができます!

 

 

子供に寄り添う作風

 

著者の杉山亮さんは、1954年東京生まれ。

専門学校を卒業後、保父さんとして勤めます。

 

退職後は、児童書作家として活躍されており、

そのバックグラウンドを活かした、

子供たちに寄り添う作品が多いのが特徴です。

 

 

本書も色々な部分が、遊び心に溢れています。

 

例えば題名!

 

第一巻は「もしかしたら名探偵」。

最新刊は、「まちがえなく名探偵」。

 

このようにOO名探偵とひたすらつづいていきます。

 

この言葉遊びが楽しくて、

私が小さい頃はよく、

次巻が”なんの名探偵”なのか

当てっこクイズをして遊びました。

 

また、書影もとてもカラフルで、

手に取りやすいのが魅力です。

 

 

 

文字数も1ページ約80字と、

絵本と小説の中間のような感覚で

楽しむことができます。

 

出てくる漢字も簡単で、

全てにルビが振られているため

安心して読み進めることができると

思います。

 

 

また、日常ではあまり親しみのないような

ワードもちょくちょく出てくるため

語彙力の強化にもつながります。

 

 

読者参加型のミステリー

 

本書はお話の構成が

「事件編」「解答編」にわかれています。

 

事件を解決するヒントがたくさん

隠されているのが「事件編」

 

事件のトリックや犯人が

明らかになるのが「解決編」です。

 

 

実はこの二部構成、とても秀逸で

 

謎解きが書かれている「解答編」へいく前に、

「あ!もうこたえみちゃうの?

よく見ればわかるのになぁ」

 

などのコメントが書かれているんです。

 

 

これが上手い具合に子供たちの心を揺さぶり、

読むことを飽きさせない工夫になっています。

 

 

謎解きが好きなお子様はもちろん、

 

私のようにあまのじゃくで

「だったらすぐ読み進めてやる!」ってタイプの

お子様も夢中にさせることができると思います!

 

まとめ

 

1992年の第一巻発売以降、

現在まで愛され続ける人気図書。

 

皆さんもぜひ、

探偵ミルキー杉山と楽しい

謎解きの旅をお楽しみください!

 

 

それではまた。

HINAKO

※この本にご興味のある方は
こちらからご覧ください。

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