コロナ禍でも、食料品やその他の必需品を
手に入れることができています。
それは、小売業の人々、そして、
郵便や宅配を担う人々のおかげです。
9歳の少年ジョナくんは、
そんな縁の下の力持ちである宅配業の父親が
忙しくなったことで、とても寂しい思いをしていました。
ジョナくんの父親スコットさんは、
UPSという会社で働く宅配ドライバーです。
通常の年でも、クリスマスの時期は
サンタクロースと同じくらい忙しく過ごします。
しかし、
今年はコロナの影響でオンライン取引が増加し、
特に人々がクリスマスプレゼントを贈り合う
12月の忙しさはかつてないレベルでした。
スコットさんだけでなく、
世界中の配送サービスでは、
宅配ドライバーの長時間残業が常態化
していることが大きな問題になっています。
そこで、ジョナくんは、12月に入り、
父親と一緒に過ごすことが
ほとんどできていませんでした。
そんな中、
ジョナくんがサンタさんへ書いた手紙が
ネットで話題になっているので紹介します。
それでは、ご覧ください。
どうかパパを助けてください
I’m a UPS driver and I cried when I opened up our son’s letter to Santa. from pics
ぼくはパパともっといっしょにいたいです。
パパはUPSではたらいています。
みんながたくさんのプレゼントをちゅうもんするので、パパのしごとがすこしでも早くおわるように、サンタさんがパパを手つだってくれるととてもうれしいです。
どうかパパを助けてください。
ジョナより
ジョナくんはサンタさんに父親の仕事を
手伝ってくれないかと頼みました。
父親のスコットさんは、
「息子のサンタへの手紙を読んで泣いてしまいました」
というコメントとともに、
手紙の写真をSNSに投稿しました。
この投稿に瞬く間に拡散され、多くの人が、
ジョナくんの寂しさと優しさに共感し、
コロナ過でも仕事に従事する
配送業者のみなさんへの
感謝の気持ちをコメントしました。
スコットさんはインタビューで、
今年の宅配業者の大きな負担についてこう語っています。
わたしたちが、コロナ過で
日常の生活を過ごせているのも、
その中でも仕事に従事されている
多くの方をその家族の助けがるからです。
そのことへの感謝の気持ちを
忘れるべきではないですね。
サンタさん、ジョナ君の願いを
少しでもかなえてあげてください。
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