2019年8月、札幌で連日のように
クマが出没したニュースが報道されました。
様子をみていたものの被害を防ぐため、
クマは、ハンターによって射殺、駆除されました。
これを受け、
「クマを駆除せず山に返せなかったのか」
「捕獲して施設に入れられなかったのか」
などの苦情が多く寄せられました。
それを受けて、
住宅街に出没したクマに関する投稿が、
ネットで話題になっているので紹介します。
クマはなぜ、射殺され駆除されるのか?
なぜ、麻酔銃で眠らせて山に帰すことができないのか?
それでは、ご覧ください。
目次
住宅街に出没したクマを麻酔銃で眠らせて山に帰すことができない理由
ヒグマ射殺で苦情100件て…殺すな言うけど自分たちが殺されそうになってもそんなこといえるの?
あの畜生たちは人の味を覚えたら女子供も容赦無く生きたまま腹わたから食べられるぞ。
「三毛別羆(ヒグマ)事件」か、「ゴールデンカムイ」の履修をするんだ。殺すななんて生ぬるい事言えんからね… pic.twitter.com/1i6VoSeaFX
— 朔夜 (@Jt0qS6) 2019年8月14日
麻酔をかけて動物園で飼うことはできない?
まだ幼いので分からないのですが麻酔をかけてどこか動物園のようなところに保護などはできないのでしょうか?野生だからやはり殺すことしかできないのでしょうか?
— ライラ (@2Lctlmk98yfH5UY) 2019年8月16日
野生で生きていた動物は野生でしか生きられない。飼い慣らすのはまず無理だと思った方がいい。
飼いならされていた動物ですら、本能で人間や他の動物を襲うことだってある。時々、殺される事件があるのはそういうこと。生きるために子孫を残すために代を重ねてきたものだからね。— 朔夜 (@Jt0qS6) 2019年8月16日
飼い慣らすのも一つの手ではあるけど、ストレスもあると思うよ。檻の中での自由はね。
疑問に思うのなら是非読んで欲しいな、「三毛別羆事件」。100年近くも前に書かれた物なのに詳細事細かく書かれているし、語り継がれた話でもある。それだけ想いが残ってるんだろうね。— 朔夜 (@Jt0qS6) 2019年8月16日
「二度とこんなことが起こらないように」
あるいは
「忘れないで欲しい」とね。— 朔夜 (@Jt0qS6) 2019年8月16日
麻酔で眠らせて、山奥に連れていくことはできない?
『麻酔で眠らせて山奥へ』という意見を何処かで見かけた。
麻酔から醒めたらまた戻って来るでしょ、確実に食べ物あるから。— ダークネス梅子の母ちゃんseason2 (@Shiroiumeko) 2019年8月14日
人里に行けば確実に簡単に美味しい食べ物があると学習しているから、絶対に人里にもどりますよね。
甘みと脂の味は旨味です。品種改良してうんと甘くなった栽培果実は万難排してでも食べに戻りますよね。— ダークネス梅子の母ちゃんseason2 (@Shiroiumeko) 2019年8月14日
麻酔銃は簡単に使える道具ではない
北海道のヒグマの件で麻酔銃云々言ってる人もいるけど、荒川弘先生が百姓貴族でも描いてた通り「猟師の資格」と「獣医の資格」を両方持ってる人でないと使えない道具ですからね…小学生探偵が腕時計から撃つなんてノリは現実では無理… pic.twitter.com/eeRcEKlquN
— chairwarmer@2段階認証あり (@chairwarmer2) 2019年8月14日
大量にRT頂いているので改めて私の考えを。
まず、クマの保護を訴える方を貶す意図はありません。殺さずに済む方法を検討して欲しいという意見には同意します。しかし、実現不可能な机上の空論では意味がありません。その為に「何が出来て、何が出来ないのか」という事実を正しく知る必要があります。— chairwarmer@2段階認証あり (@chairwarmer2) 2019年8月16日
その前提で、大多数の方が思いつくであろう「麻酔銃で眠らせる」という方法について「簡単に使える道具ではない」という事実を提示したつもりでした。他にも多数の方が指摘されている通り、薬量の調整も難しい、効くまでに暴れる、また人里に戻ってくる、等の問題もあり、非常に実現が難しい選択です。
— chairwarmer@2段階認証あり (@chairwarmer2) 2019年8月16日
そうした事実を考慮して、対策を検討した上で、最終的に最優先されるべきなのは「地元住民の方の安全」だと考えますので、今回の殺処分は「残念だが仕方のない事」だと思います。自然に返すのは困難、施設等で保護できればベストなのかもですが、まず安全に捕獲する事自体がとても難しい訳ですし。
— chairwarmer@2段階認証あり (@chairwarmer2) 2019年8月16日
「安全の為に殺すなんて人間のエゴだ」という意見には「はい、その通りです」としか言えません。それを言ったら病気の感染源になる蚊やダニを殺虫剤で殺すのもエゴですね。
我々は人間が快適に暮らせるよう社会を構築して生きている、それは確かにエゴですし、そこを否定し蔑んでも意味はありません。— chairwarmer@2段階認証あり (@chairwarmer2) 2019年8月16日
この投稿に関するコメント
ヒグマを射殺したら
「ヒグマが可愛そう!!なんで殺した!」
ヒグマが人を襲って殺した
「狩猟免許持ってる人は何をしていたの!」
あぁ言えばこう言う。狩猟免許持ってる人もヒグマを相対する時は命がけだし陰で犠牲者を出さないようにしてるのですがね・・— 竜楼 クロ (@Ryuuroukuro) 2019年8月15日
大抵自分の暮らしの中に、そうした危険の無い連中が言ってると思いますね。あの体で時速60キロで走ってくるんですよ。人間なんてひとたまりもないですよ。
— コタロー (@seiyukenko2000) 2019年8月14日
苦情を言った人達はヒグマの恐ろしさを知らない…逆に教えてあげたい、ヒグマは殺してから食べるのではなく…生きたまま食べ続けると。ロシアで熊に食べられる女性が実況は悲惨でしかない
— Nontan★のんのん (@nontan2241) 2019年8月14日
そもそも可哀想って言葉が出るのが安全な所から上から目線で出る言葉だと思います。
安全だと思ってる街で、目の前に熊が出て同じこと言えるわけがない。
安全な場所にいられる事に感謝して、せめて黙ってて欲しい。— アニメ☆カターレ(ハーブ) (@5aQLZ1jJTG5Cff9) 2019年8月14日
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動物愛護の観点から、
殺さずに済む方法を考えるのは、
大切なことだと思います。
でも、実際は簡単なものではないことが
理解できました。
たくさんの人に知ってほしいので、
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