アニメは日本が世界に誇れる文化一つです。
その中でも、スタジオジブリは、
多くのヒット作を生み出しているアニメ会社です。
2018年の年末にはスタジオジブリの
代表作である「となりのトトロ」が
2018年の年末に中国で上映され話題になりました。
そんなスタジオジブリが1989年に、
アニメ雑誌「アニメージュ」に出した
求人広告が話題となっているので紹介します。
それは、30年前に
宮崎駿監督が手描きで製作した
熱い広告でした。
それでは、ご覧ください。
宮崎駿が描いた『スタジオジブリの求人募集』
この広告は、宮崎駿監督の手描き広告で、
全部で4ページに渡っています。
月給は15万円と、当時のアニメーターの
給料としては破格の金額です。
スタジオジブリはいい作品を作るため、
スタジオとしての体制を整えようと
この募集を出しました。
1989年 スタジオジブリ「新人アニメーター募集のお知らせ」宮崎駿・画 pic.twitter.com/lU6JDAvBhQ
— SSSS.腸(はらわた)△ (@harawata_26) 2018年1月14日
この投稿に関するコメント
当然やる気だけでは務まりませんが、この当時、いや今からみてもアニメーターとしては破格の待遇ですね。
— 太郎@3日目 東 T-18a (@tarou_barn) 2018年1月16日
90年代のアニメーターの労働環境でのジブリの待遇は一番良かったんじゃないかなと思います。
— 丸正 (@marushou782) 2018年1月16日
この募集記事の数年後に応募しましたが
書類選考で見事に落ちました。
応募した当時でこの水準の給与水準の会社はほぼ無かったですね。
ディ●ニー日本支社でも少しでしたが
これよりも低かったです。— 丸正 (@marushou782) 2018年1月16日
2ページ目では、「リッチになれますか?」
という質問に、厳しい現状を語るブタさん。
それでも、いい作品を作れば、
現状も良くなると、熱く語ります。
3ページ目では、適性の必要性と、
意欲だけでもダメだときつい言葉も。
そして4ページ目では、
研修期間中に適性が見えなければ
辞めるよう勧めるとも書かれています。
まだ「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」
などの大ヒット作を生み出す前の
スタジオジブリです。
そんな中で、
アニメーターや演出助手を月給制で
雇うのは、思い切ったことだったのでは
ないでしょうか。
会社ってやっぱり人が大切なんだなーっ
と考えさせられました。
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