2018年サッカー日本代表はロシアで開催された
ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で
ベルギー代表と対戦し惜しくも2-3で敗れました。
この大会では、日本代表のサポーターが
応援を終えた後にスタジアムの客席を掃除して
帰るのは、お馴染みの光景となりました。
それだけに、とどまらず、
サポーターが観戦後に掃除をする行動は、
他の国々にも伝染し話題になりました。
MUNDIAL 2018: Aprendiendo: los hinchas uruguayos también limpiaron las tribunas https://t.co/sOBEHIaXwI pic.twitter.com/902LDmKUFN
— Ovación (@Ovaciondigital) 2018年6月20日
#TyCSportsMundial Senegal consiguió un triunfo histórico. Pero sus hinchas en lugar de festejar a minutos de terminado el partido, se encargan de limpiar su sector antes de retirarse. #RESPECT. pic.twitter.com/RiKovpfmoT
— TyC Sports (@TyCSports) 2018年6月19日
特に、予選の一回戦で対戦した
コロンビアのサポーターは、
日本に敗戦したにも関わらず一緒にごみを
拾ったことで話題になりました。
コロンビアサポーターが素晴らしいかった。
何人もからコングラチュレーション言われた。
僕らの青袋取って、ゴミも一緒に拾ってくれた。逆の結果で、僕らはできるだろうか?
サッカーの奥は深いね pic.twitter.com/4gE7HOb6Up— ちょんまげ隊長ツンさん@トモロシ (@tsunsan) 2018年6月19日
このゴミ拾いは、これまで同様に、
ワールドカップ敗退となったベルギー戦
の後にも変わらず見られました。
ところが、別の場所でも日本人による
“掃除”が話題となりました。
それは日本代表の選手たちが使用した
ロッカールームでした。
国際サッカー連盟(FIFA)の試合運営責任者
であるプリシラ・ヤンセンス氏は、
自身のツイッターでベルギー戦後の日本代表
のドレッシングルームの写真を公開しました。
そこには塵一つなくきれいに片付けられた
部屋が写っていました。
ヤンセンス氏は、
これがベルギーに94分に負けた日本代表のドレッシングルームです。
スタジアムを訪れたファンの皆さんに挨拶をして、(ベンチやドレッシングルームを)全てきれいに掃除し、メディアに向かって話しをしていました。さらにロシア語で『ありがとう』の書き置きも残してくれました。
なんて模範的なチームなのでしょう!
彼らのような人々と一緒に仕事をできるのは特権です!
と感謝を述べました。
日本では使い終わったロッカールームを
元の状態に戻すために片付けるのは
当たり前のことです。
それは、A代表に限らず世代別代表でも
徹底されています。
この「使う前より美しく」の精神と行動に、
FIFAのスタッフも感銘を受けたようです。
残念ながら、このツイートは削除されましたが、
世界中から多くの称賛のコメントが寄せられていました。
まさに日本のことわざにあるように、
「立つ鳥跡を濁さず」の心。
サッカー日本代表は、
ピッチ中のプレイだけなく、
わたしたちが自慢できる素晴らしい
チームでしたね。
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