ある投稿者が研修医1年目に、
患者さんからの忘れられない一言が、
ネットで話題になっているので紹介します。
それではご覧ください。
研修医1年目の終末期の患者さんからの”忘れられない一言”
研修医1年目の春、担当していた終末期の患者さんの採血に、何度も失敗した。上の先生を呼ぼうとしたら、患者さんに止められた。
「何度刺してもいいから絶対にキミが採ってほしい。若い人の経験になって、後世の人に役立てたら嬉しい」と。
医療者の手技には、そんな患者さんの思いも託されている。— 温泉猫 (@0nsen_nek0) 2019年3月7日
対照的に、手技は「上手い先生じゃなきゃ嫌」とおっしゃる患者さんもいる。お気持ちはわかるし、それもいいと思うけれど。
研修医時代に「私の身体でどんどんやりなさい!」とおっしゃってくださった患者さんたちは、私の手で生き続けているし、今でもよく思い出す。
— 温泉猫 (@0nsen_nek0) 2019年3月7日
気付けば1万を超えるいいねに、天国で照れくさそうに笑うご本人さまが目に浮かびます。
このツイートを通じ、多くの医療従事者を甘えさせてくださった優しい方々に心から感謝と敬意を表するとともに、4月に入職する皆様への小さなエールになれば嬉しいです。
あとお伝えしたいことが2点あります!→— 温泉猫 (@0nsen_nek0) 2019年3月8日
→1つ目。いつか同じことをしようと思ってくださった方へ。本当にありがとうございます、でも絶対無理なさらないでください。思いやりの形は人それぞれと思ってます。
2つ目。私の見解ですが、病棟医師で採血が一番うまいのは卒後2〜4年目頃の若い先生たちです。若手は決してハズレではないです(^^)— 温泉猫 (@0nsen_nek0) 2019年3月8日
この投稿に関するコメント
胸が熱くなるお言葉ですね。
自分はもう助からない。それでも、少しでも人の役にたてることがあるなら。という気持ちが伝わってきます。私も、いざというときにはそういう心を持って逝きたいです。
人の生命に関わることだから他の人にはそうしろなんて言えませんが、自分だけなら出来るかもしれません— じゃぎさん (@myulierl) 2019年3月7日
私は看護師ですが、新人の頃に2回採血を失敗して先輩に変わってもらおうとしたら、白衣の背中を引っ張られ、とてもか細い声で「私で練習して。あなたに採血して欲しい」と言って下さった患者さんを思い出しました。有り難い事ですよね、本当に。
— ジュンコ📪 (@junjunko0612) 2019年3月8日
私も同じような経験をしました。情けなくて半べそになって、「代わります」といったら、「私は強いの!取れるまで頑張りなさい!」と励まされました。30年以上たった今でも、思い出すだけで涙が出ます。
— りょくちゃ (@kryokucha) 2019年3月8日
血液内科に今も通っているので、それこそ何回採血したのか分かりません。色んな方が私の身体をチクチクしていきましたが、どんな腕の方でも私から苦情の類を言ったことはありません。
他の色んな場面でもお世話になりますもんね。— VEGA (@VEGA1192) 2019年3月7日
医学生の時に初めて担当した患者さん、はじめて採血させてもらった患者さん、辛い思いをしているのに皆さん優しかった。もうお会いできないけれど、ずっと感謝してます。
— まんでー (@Fromtheneww) 2019年3月7日
どんな仕事でも、未熟だったころに
優しくしてくれた人への感謝の気持ちは
ずっと忘れられないものですよね。
とても心が温まるお話ですね!!
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