2020年、新型コロナウイルスの影響で、
3/18からマレーシアに自宅待機要請がでました。
そのときの状況を記録します。
3/16に友人から近々ロックダウンに
なるかもしれないと政府が発表すると
メッセージがありました。
あわてて、スーパーに買い出しに行き、
トイレットペーパーを買いました。
すでに、ほとんど売り切れていました。
情報をいち早く知った人たちは、
スーパーに殺到し、缶詰や麺類などを
買い占めていました。
そのときは、感染者が1,000人超えたら
発動すると言われていたので、
まだ実感はなかったです。
3/16の夕方に自宅待機要請が
発動されました。
3/18~3/31までは、できるだけ自宅待機。
正直、実感はなかったですが、
2週間なら、仕方ないかなという気持ちでした。
会社に行って、仕事の道具を
自宅に運びました。
リモートでの仕事を開始しました。
事前の準備はしていたので、
比較的混乱もなく仕事はできました。
子どもの学校は、リモートでの授業。
問題なく授業を受けていました。
海外の学校と日本の学校の違いを
考えさせられました。
インターナショナルスクールと日本人学校の違い
娘の通っているインターでは、
毎日カリキュラムが組まれて、
オンラインで授業が行われている。
かなりの課題も出るので、
暇をもてあそぶことはない。
むしろ、忙しい。
体育も動画が配信され、
部屋の中で運動している。
なぜか、ブレークタイムもあるw
ネットの環境は整ってますか?
なんて、野暮な質問もない。
そんなのは、家庭でそろえるものであり、
授業に参加するためには整えるべきもの。
娘は、オンラインで楽しそうに、
授業を受けている。
マレーシアのロックダウン中に出された小5の娘が提出した課題。クアラルンプールの問題を調べて動画を撮ってクラウドにあげて、みんなで共有。他の生徒の課題も見て学べる。この分野では日本は圧倒的な差がついてしまっている。なぜ、こんなことになってしまったの?#ロックダウン pic.twitter.com/5EBFIDUROp
— かわしま進学塾 塾長 (@_kawashin_) April 25, 2020
それに対して、
日本人学校は、何もない。
春休みの課題もない。
おかげで、毎日暇をもてあそんでいる。
日本でロックダウンになったら、
同じようなことになるだろう。
※追記:
5月に入り日本人学校でも
オンライン授業は始まった。課題が出され、チェックはしない。
先生たちも必死に頑張ってくれているが、
そもそもスタート地点が違う。まだ、ITスキルがついてきていない。
ずっと、同じことを繰り返している日本の教育。
その弊害があからさまに露呈した。
これを機会に見直すべきかもしれません。
スーパーは長蛇の列
週末には久しぶりに車で
近くのスーパーに買い出しに行きました。
そのころには軍隊が発動してました。
スーパーは1時間半待って入店しました。
軍隊は、人と人の間隔をあけるように
指示していました。
3/23、ロックダウンの期間を延長する
かもしれないという情報が流れました。
2週間なら耐えれるものも、
終わりが見えないとなると、
気持ちは変わります。
リモートでの仕事のやり方も、
修正が必要となり、一気に不安になりました。
今は、月末の政府からの発表を
おそるおそる待っています。
月末を待たず延長が決定
3/25にロックダウンの延長が発表されました。
4/14まで外に出れません。
職場にも行けません。
この決定で、日本に帰国するという人のうわさを
多く聞くようになりました。
日本が、マレーシアの帰国者への対応を
厳しくする可能性があると予想しての行動です。
マレーシアの感染者は、毎日100名以上増えています。
ますます、外には出れません。
日本のオリンピックの延長が決まりました。
週末は外出を控えてくださいという報道を聞きます。
”外出を控える”ではなく、
”外出禁止”です。
でも、一人で外出するなら日用品を買ったりはしていいよ。
っていう規制ではないと
感染者は増える一方だと思う。
いつまで続くのだろう...
帰国したくても帰れない...
3/26の夜に、3/28から日本でのマレーシアの
規制が厳しくなると発表があった。
あわてて、3/27に帰国する人たちもいた。
我が家も3/29のフライトで日本に一旦戻ろうと思った。
でも、日本の規制が厳しくなってマレーシアに
戻ってこれなくなるかもしれないので断念した。
「娘は、後ろで泣いていた。
僕もみんなで日本に帰りたかった。
娘の鳴き声は心を痛める。」
AirAsiaは欠航。
ANAは減便している。
フライトに関するキャンセルに関しては
手数料はかからなかった。
ANAさんありがとう。
さらに2週間の延長が決定
4/10にさらに2週間のロックダウンの延長が決定した。
正直、このままロックダウンが解除されても
外に出る気にはなれない。
延長が妥当だと、多くの人が思っていただろう。
覚悟していたが、やはり辛い。
同時に、日本の方がやばくなった。
感染者数は増え続け、危機感が出てきた。
日本に帰りたいという思いも薄れてきた。
ただ、日本の家族や友人が心配だ。
パリに住んでいた友人から、
マスクが100枚送られてきた。
本当に感謝しかない。
Gacktさんがマレーシアのロックダウンの様子を
テレビで伝え、たくさんのメッセージが来た。
日本はロックダウンできないらしい。
日本人としての気質が問われる。
耐え忍ぶのみ...
Stay at home
部分的に緩和?!
5月に入り、感染者数は
50人前後に落ち着いてきた。
そして、
5/4に部分的に緩和されることが発表された。
業種によっては仕事ができる。
軽い運動もしていい。
しかし、
消毒の義務化や、働く人数の制限などで
現場は大混乱。
結局、反発があり、
かなり狭い範囲での緩和措置になった。
それでも、日本人の駐在員の皆さんは、
多くの人が職場に行くようになったみたい。
日本人の中では、こんな状態で緩和されても
外に出るのは怖いよねーって反応が多かった。
3/18から始まったロックダウンで、
家での仕事、生活が習慣化されてしまった。
すぐに、昔の生活に戻るのは難しい。
まずは、
5月12日のロックダウンの終了がどうなるか。
ローカルの人々は質屋に長蛇の列らしい。
経済が持たなくなっているのかもしれない。
どちらにせよ、第2波が怖いので、
しばらく外に出る気にはなれない。
マレーシア政府からの発表に関しては、
こちらをクリックして確認ください。
⇒ 出典元:コロナウイルス情報
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