『虹の橋』はペットを失った動物愛好家の間
で広く知られるようになりました。
最初はアメリカで拡散されましたが、
その後世界中に広がり、日本でも、
この『虹の橋』の原文や翻訳が拡散されています。
詩は、亡くなったペットの魂が、
『虹の橋』のたもとにある楽園に行き、
そこで元の飼い主を待っていると、
うたっています。
そして彼らの飼い主がまた世を去った日、
この場所でペットと人々は再会し、
『虹の橋』を共にわたって、
天国へと入って行くと信じられています。
とても感動的な詩なのでぜひご覧ください。
虹の橋
天国のちょっと手前に
虹の橋と呼ばれる場所があります。
この世界で誰かと特に親しかった動物は死を迎えると、虹の橋に行くのです。
そこには親しかった彼らのために用意された草地や丘があり、
動物たちは一緒に走ったり遊んだりできるのです。
豊富な食べ物に水、お日様の光があり、
動物たちは暖かく心地よく過ごします。
病にかかったり年老いた動物たちは皆、健康になって元気になります。
傷ついたり不自由な体になった動物たちも、また元通りになって力強くなります。
まるで、過ぎ去った日々の夢のように。
動物たちは幸せで充実していますが、一つだけ小さな不満があります。
みんな、とても特別な誰かと、残してきた誰かと会えなくて寂しいのです。
彼らは一緒に走ったり遊んだりしています。
しかし、
ある日、一匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきらと輝き、
身体はしきりに震え出します。
突然、彼は群れから離れ、緑の草を速く、速く飛び越えて行きます。
彼はあなたを見つけたのです。
そして、ついにあなたとあなたの特別な友だちが出会うと、再会の喜びにあなたは抱き合います。
そして二度と離れることはありません。
幸福のキスがあなたの顔に降り注ぎます。
あなたは両手で再び最愛の友の頭をなで回します。
そして、あなたは信頼にあふれる友の眼をもう一度覗き込みます。
その瞳は、長い間あなたの人生から失われていたものですが、心から決して消え去りはしなかったものです。
それから、あなたは虹の橋を一緒に渡って行くのです。
(作者不明)
わたしも愛犬を亡くしたときに知人から
『虹の橋』の話を聞きました。
この詩を読むたびに、
亡くなった愛犬のことを思い出します。
はじめは、悲しさが湧いてきてましたが、
今では虹の橋で楽しそうに元気に走り回る
愛犬の姿が想像できるようになりました。
また、いつか会える。
そう、思えるようになりました。
ペットを亡くしたときは辛いけど、
いつか大切な思い出になります。
ぜひ、たくさんの人に『虹の橋』を
知ってほしいです。
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