魚類学者で、タレントの”さかなクン”が
いじめに関して書いた記事が、
ネットで話題になっているので紹介します。
それでは、ご覧ください。
広い海へ出てみよう
さかなクンのこの言葉、ずっと覚えてる。なにか理不尽な、腑に落ちない悪口を言われた時、私は相手に対して「あぁ、この人は住んでる世界が狭いかわいそうな人なんだ」って思うようになった。 pic.twitter.com/Q69RBYxjGX
— 丸顔 (@YEYtQlPmisNBaXH) February 11, 2020
【本文】
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。
ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
出典元:asahi.com
この投稿に関するコメント
これテレビでも紹介されてたものですね。ここが発端だったのか…
いじめが『水槽の中』でしか発生し、広い海でないわかる気がします。
いじめを受けてた時は休憩時間の教室いることがホント苦痛なんです。自分は図書館いくなり保健室にある漫画読んだりしてましたね(そこではいじめなかったので)
— STAIRS【好きという意味とは?(宇宙漂う)】 (@xjeg7) February 12, 2020
大人の世界も同じですよね。
自分の世界が全部で自分は間違っていないと変な自信を持っている人は攻撃的になるんだろうな。と思う様にしてます。
大体そういう人って同じ考えの人と群れて悪口言ってるイメージがある😅
経験値が高かったり知識が豊富だとしても人としては尊敬出来ない。— ぱんだりん (@2456tsg) February 12, 2020
こういう話を教えたり、子供に出来る大人が多くなれば、いじめに悩む子供達を少しでも助けられるんだろうなと思いますね😭
— くにひろ@新しい事に挑戦中👍 (@kuni00092) February 13, 2020
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さかなクンからのメッセージが、
たくさんのいじめに悩んでいる子どもたちに
届くことを願いします。
ぜひ、シェアして拡散ください。
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