2020年6月、イギリスのボルトンで、
あまりにも悲しい出来事が起こりました。
白鳥が温めていた6個の卵のうち3個が
少年たちによって割られ、潰されました。
割れた卵の匂いを嗅ぎつけた犬が
巣に侵入し、アヒルやカモの
攻撃を受けたことにより
更に2個の卵が割れ、
無事に残った卵はたった1個だけでした。
その後、更に追い討ちをかけるように、
つがいとして一生を共にするはずだった
オスの白鳥に去られてしまいました。
そして、ある朝、この白鳥が
傷心のあまり巣で亡くなっているのを
発見されました。
5月末にマンチェスター運河の川岸で
少年グループが石やレンガを、
”小さな島”に向けて投げている様子が
目撃されました。
その小さな島には白鳥の巣が作られており、
白鳥カップルに取り返しのつかない
悲劇をもたらしたのでした。
卵を破壊されたストレスにより
オスの白鳥が姿を消し、
残されたメスの白鳥は
深い悲しみと絶望の淵に追いやられました。
野生動物の保護活動に携わる
サム・ウッドローさんは、
「おそらく、メス白鳥は傷心と
精神的なストレスにより
亡くなったのでしょう。」
と語りました。
最愛の人を亡くしたり失恋、虐待など
極度のストレス受けることにより発症する
ブロークンハート症候群ですが、
人間だけでなく動物も精神的・肉体的な
過度のストレスにより同症状を引き起こし
命を落とすことがあるそうです。
通常、イギリスでは白鳥の巣や卵は
法令によって保護されており、
地元警察は現在調査にあたっています。
少年たちの無知な行動が招いた残酷な結末。
結果的に白鳥を死に追いやった少年たちが
自分たちが何をしたのか、
真摯に向き合い心から
反省することができることを願ってます。
出典元:facebook.com
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